メディア芸術祭設営2日目

2009-10-27 23:55

朝から現場でセンサーの接続、チェック。
センサーは、Y字端子で端子台に接続しているのですが、かさばるのが難点。
ステレオジャックとかでやれば良かった。2年前はほとんど端子台でやっていた。

自分でエッチングしたプリント基板は、時間が経つとパターンが剥がれたりしてくる。そのせいで、センサー基板をちょこちょこ手直し。

昼にMacBook Proを購入。
新しいMacBookのスペックは、2年前に買ったMacBookProとほとんど同じになっていた。

そういえば、新幹線で浜松に来る途中、田んぼがひろがっている景色を見ていて、秋になったことを痛烈に感じた。生まれ育った静岡では毎日田んぼのあぜ道を通って学校に行っていたし、取手まで車で通っていたときも、田んぼをよく見ていた気がする。ここ最近、稲刈りをした後の田んぼなんて見ることもなかったんだなぁと。。季節を感じることは大事なことですね。

設営は順調に終了。
夜、浜松入りしたダイトくんと合流->ホテルで作業。
LEDキューブを使ったコンサートの本番は、悔しい思いが残った。


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メディア芸術祭設営1日目

2009-10-26 23:55

朝、新幹線で新横浜から浜松へ。
メディア芸術祭浜松展、設営。
SONIC Floorを展示します。

この作品は、最初に作ったときかなりぼろぼろで、相当苦い思い出がいっぱい。飛行機の搭乗直前に電話で呼び出されて現場にとんぼ返りしたこともありました。漏電でセンサーが全然正常に動きませんでした。しんどかったなぁ。。

今回は、2度目の展示で、職人・国吉さんに手伝ってもらってコツコツ設営。

スチールのプレートの上に白いアクリルを貼り付けているのですが、なぜか1枚だけ、スチールとアクリルが5mmもずれているのがある。なぜ? 気づかないわけがないのですが、まぁ、作ったときは1週間ほとんど寝てない状態で本当にズタボロだったので、脳がどっかおかしかったとしか思えない。

現場のスタッフ3名にも手伝ってもらって、予定の所まで無事完了。
なぜ前回の設営があんなにつらかったのか不思議に思えるくらい、普通に設営が進んだ。。

そんなこんなで、明日は朝一でMacBook Proを買ってテンションあげて設営スタートする予定。

展示は個室。すごくいい環境。感謝です。

展示は個室。すごくいい環境。感謝です。


天井がすごく高い、コンクリートの部屋。うーん、この環境だったら他にもいろいろやりたくなる。

天井がすごく高い、コンクリートの部屋。うーん、この環境だったら他にもいろいろやりたくなる。


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デジタルコンテンツエキスポ

2009-10-25 23:55

昼ぐらいに家を出て秋葉さんの所に制作中のメカを確認に。
いつもながら、こちらのイメージしていたものと寸分違わぬものが出来ている。
本当にすごい。
メカやプログラムなどの場合、仕様通りに作れば相手のイメージしていたものになるかというと全然そんなことはなくて、動作したときの感触とか動きの微妙なスピードなど、仕様では確認が難しい部分が結構重要だったりします。

ムスメのためにヘリウム風船を作っていただく。彼女にはきっと、風船のおじさんとして秋葉さんがインプットされるだろう。

その後、お台場科学未来館のデジタルコンテンツエキスポを観に行く。
すごい人混み。出展者に質問しているのを横で聞いていたりすると、一般のお客さんが多い感じ。こういう環境で展示(デモ発表?)をするのは本当に大変だろうなぁ。出展者の方々はほとんどその場にいてちゃんと解説をしていて頭が下がります。ScoreLightと福地さんのスクリーンがよかった。スクリーンは仕組みもすばらしいし、可能性を感じた。
それにしても、3Dディスプレイって、こんなにいろいろあるんだと、驚いた。今盛り上がっているのは、なぜなのか。コンテンツを作るのにお金がかからなくなったからだろうか。カメラが1台でも2台でも、撮影コストはほとんど変わらないから?

その後、Y元さん一家と食事。
お台場のヴィーナスフォートは2010年でいったん取り壊しらしい。

明日からしばらく浜松出張。
夜はホテルで開発だな。


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リハーサル

2009-10-24 23:15

1日、コンサートのリハーサル。
LEDキューブを使っていただいております。
LEDは口に入れるやつのプログラムを改良。1回に送るデータ量が少なくなるようにプロトコルを変更して、たくさんの台数でちゃんと動くように。パーツはいろんなプロジェクトで使ったものを再利用して経費削減&エコ。小林茂さんのFunnel I/Oを使っています。いつもお世話になっています。
新しいバージョンは、スイッチを外部に取り出せるホールがついていてとても便利。

リハーサル会場でMacからデータ送信を開始すると、数十秒でシリアルがスタック、Macがフリーズするという現象が発生。リハーサルは着々と進んでLEDの出番が迫る中、かなり焦った。
原因は、デバイス側から確認のためのデータを送り返すようにしていて、それをMaxで受信してなかったために受信バッファが溢れていた。。というか、Maxのserialオブジェクト、そのくらいで固まらないようにして欲しいなぁ。10年前から変わっていない。というか、僕の凡ミスなんですが ^ ^;

ピアノ+ストリングスというすごくシンプルな構成のコンサートで、1日中バイオリンの音を聞いていたのは初めてかもしれない。生音はやはりいいです。ピアニストの方もバイオリンの方も、なんというか、普通に座って普通に弾き出す。ちょっと確認してまた弾く。ONとOFFのシームレスな感じがとても新鮮。ボーカルの方も同じく。ふら~っとスタジオに入ってきていきなりマイク握って5秒後に歌ってました。
デバイスとかプログラム作業とか、そんなに流れるように始められない。(プログラムを立ち上げ、接続を確認、ソースをいじってGO、ハイダメ)x3でやっと動き出す、みたいな感じですからね。本やメモ帳もそうですが、瞬時にアクティブな状態に出来るアナログの特性を再確認。とはいえ、いろいろ調律とか時間のかかる作業ももちろんあると思いますが。

キューブは、数はそれほど多くないから派手さはないけど、コンサートのテイストにはマッチしそう。かわいらしく、そして、繊細な感じになるといいなぁ。
本番がメディア芸術祭の設営とかぶり、見れないのが本当に残念。。

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久しぶりの更新

2009-10-23 12:27

1ヶ月ぐらい更新が滞ってしまった。
twitterの影響が大きいと思われる。

ここ1ヶ月は、11月ローンチのウェブ広告仕事の開発、メディア芸術祭の展示準備、10/27日のコンサート演出用のデバイスを準備したり、3月の展示の実験・開発、ライセンス契約をしに北京に行ったり、企画、見積もり、打ち合わせ、、、などなど。。

いろいろ下ごしらえ中。
少しずつ、物事が進んでいく。

そして、MacBook Proを紛失しました。
ThinkPadはブルースクリーンが出まくり。
見に行けていない展示がたまっているのが、残念。

そんな中、ムスメが2歳になりました。


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Exhibition『Japan Media Art Festival in Hamamatsu』

2009-09-19 08:11

メディア芸術祭浜松展オフィシャルページ
SONIC Floor』を展示します。
2007年に審査委員会推薦作品に選ばれました。
Official web site
I will show 『SONIC Floor

終了しました。ありがとうございました。


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Vienna 2009

2009-09-19 07:59

メディア芸術祭ウィーン展で、『Command Line Wave』の展示、ライブ、プレゼン、してきました。
初ウィーン。
文化庁の皆様、CG ARTS協会の皆様、本当にお世話になりました。

いつものように到着後速攻お店を広げる。とりあえずいすと机を用意してもらうという知恵がつきました。腰、大事。

いつものように到着後速攻お店を広げる。とりあえずいすと机を用意してもらうという知恵がつきました。腰、大事。


プレスレセプション。Director 脇本さんとCoded CultureのGeorgさん

プレスレセプション。Director 脇本さんとCoded CultureのGeorgさん


展示はこんな感じで

展示はこんな感じで


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口LEDライブ。キューブはやはりライブでは厳しかった。。

口LEDライブ。キューブはやはりライブでは厳しかった。。


記念に。。

記念に。。


展示作家の坂本さんインタビュー中。隣は通訳をしてくれたAnna。

展示作家の坂本さんインタビュー中。隣は通訳をしてくれたAnna。


ザッハトルテ。

ザッハトルテ。


屋外ビジョンでオペラ。最初ショッピングモールの中でやっているのかと思ったら、そういうセットの現代オペラでした。

屋外ビジョンでオペラ。最初ショッピングモールの中でやっているのかと思ったら、そういうセットの現代オペラでした。


無料で見れる

無料で見れる


産業技術博物館。もう、蒸気機関が山ほど。萌えまくり。

産業技術博物館。もう、蒸気機関が山ほど。萌えまくり。


電気が家庭に普及しだした頃、感電の危険性を啓蒙するイラスト。これは相当運が悪かったと思ってあきらめるしかないです。

電気が家庭に普及しだした頃、感電の危険性を啓蒙するイラスト。これは相当運が悪かったと思ってあきらめるしかないです。


これも

これも


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ARS 2009

2009-09-19 07:45

遅ればせながら、アルスの写真を。
完全にお客さんとして観に行ったわけですが、気楽な反面、少し寂しい感じもしつつ。
いろいろ見て、いろいろ食べて、いろいろ話して、
まだまだ、本当にやらなければならないことがたくさんある、
まだまだ、全然まだまだ。

誕生日を祝っていただく

誕生日を祝っていただく


お誕生日プレゼント。ありがとうございます!

お誕生日プレゼント。ありがとうございます!


石黒先生のジェミノイド

石黒先生のジェミノイド


ART+COMの展示。展示方法がさすが、うまい。

ART+COMの展示。展示方法がさすが、うまい。


1979年、最初のARS ELECTRONICA

1979年、最初のARS ELECTRONICA


OK Night

OK Night


daito君、ライブ

daito君、ライブ


RainDance by Paul DeMarinis

RainDance by Paul DeMarinis


Interactive Art グランプリ受賞作

Interactive Art グランプリ受賞作


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Exhibition『Japan Media Art Festival in Vienna』

2009-09-03 01:18

メディア芸術祭ウィーン展オフィシャルページ
Command Line Wave』を展示します。
プレゼンテーションもやります。
Official web site


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1年ぶりの小倉

2009-09-02 23:55

某広告仕事の打ち合わせと機器の確認のため、クライアントの工場のある小倉へ。日帰り。
2年前、死ぬほど小倉に来ていたので、とても懐かしい。

クライアントは某有名便器、じゃなくて、衛生陶器メーカー。
この工場見学がめちゃくちゃ面白かった-。
基本的に全て自分たちでやろうとしている姿勢もすごい(外注しない)し、
働いている人たちが皆楽しそうだった。
広告で使う試作機を速攻で作ってくれたりして、なんか普通の大企業と
違うなぁと思っていたのですが、その秘密がわかった気がする。
社風、ってあるんですねぇ。

とにかく、自分たちの作るモノに対する愛とプライドがすごい。
よくもここまでひとつの製品を突き詰めていけるもんだと、感動した。

当たり前ですが、せっかく時間をかけてモノを作るのであれば、
愛情込めてどこに出しても恥ずかしくないモノにしようと前進した方が絶対に楽しい。
モノを作ることの楽しさをちゃんと知っている人たちが、
楽しんでモノを作っている空気が伝わってきた。
そういう空気は、前向きな気持ちにしてくれます。

自分のやるべきことを胸を張ってきちんとやっている人たちの為には、素直にがんばろうと思える。お金なんて、関係ない。結局、人、ということか。

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明後日からリンツ->ウィーンへ。お祭り2連発。


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